コロナ禍で日常生活に大きな変化が訪れましたが、変化があったのは私たちの生活だけではありません。
例えば、企業の「広報戦略」。
2020年に入ってから新型コロナウイルスの話をよく聞くようになり、その後一気に感染拡大。早いものでもう1年が経ってしまいました。
コロナ禍での広報戦略には、企業も頭を悩ませたと思います。本来見込んでいた程の反響が得られなかったり、そもそも準備していたものが表に出せなかったり…
しかし、新型コロナウイルスの猛威がまだ続く中、一体どうしたら良いの?と思いますよね。
今回は、コロナ禍で評価された広報戦略の紹介や、これからの企業の広報戦略の在り方について色々と調べてみました!
目次
コロナ禍の広報戦略はwithコロナで考えるべき
新型コロナウイルスの感染が拡大してから、早い事でもう1年が経ちました。
コロナ禍での広報戦略で苦しんだ企業は多くあることと思います。
しかし、アフターコロナというにはまだまだ程遠く、企業の広報戦略は「withコロナ」で考えていくべきであると言われています。
“今の状況で求められるものは何か”を考えて、発信を続ける必要があるという事ですね。
- コロナ禍の広報戦略はSNSを最大限活用して行う
- withコロナの時代に必要なのは「オンライン」
- ポジティブな内容の情報を出す事で好感度もUP
コロナ禍の広報戦略で迷っている企業の広報担当の方は、まずはこの3点を意識して戦略を練ってみてはいかがでしょうか!
気を付けるべきことは、3密を促す内容等、新型コロナウイルスの感染を拡大させてしまうような内容でない事といったところでしょうか。
「この企業はコロナ禍であることを無視している」と思われてしまっては、せっかくの広報戦略も台無しですからね(^-^;)気を付けたいところです。
コロナ禍における広報戦略|世の中は何を望んでいるのかを考える
そもそも広報戦略とは?
広報戦略とは、自社、事業内容、商品などをより多くの人に認知してもらうために必要な行動を取り、施策を練ることを言います。
近年では、テレビCM等の従来のメディアが衰退しているものの、インターネットの普及によって広報戦略の幅が広がり、SNSやネット広告、ホームページ等を利用した広報活動も多くなっています。
広報戦略の主な目的としては、利害関係者との信頼関係の構築や情報をより多くの人に拡散してもらいたいということがあげられます。
コロナ禍で変化した世の中のニーズに沿った内容を発信する
広報戦略の幅は確かに広いものの、このコロナ禍で「新型コロナウイルス」を利用してPRした結果、人々を不安にさせてしまった…などあってはならないことです。
withコロナの時代だからこそ、ポジティブな内容で発信していきたいところ!
このコロナ禍で特に注目されたのは「在宅」や「テレワーク」といった外出自粛に関わることでした。
例えば、“おうち時間”でYoutubeなどの動画需要が伸びた事を利用して、自社の動画を充実させたり、自社の事業とかけてテレワークに役立つ情報を積極的に発信したり…やり方は無限大です!
世の中が情報に触れる機会が増えたところで、どのような内容で攻めるべきなのか、ニーズは何なのかを汲み取った広報戦略が、コロナ禍の企業の明暗を大きく分けるのではないでしょうか。
それでは、企業のPR活動に適したサービスを紹介したいと思います!
コロナ禍の広報戦略で使いたい①PR TIMES
PR TIMESとは?
PR TIMESは、上場企業の約4割が利用している大手プレスリリース配信サービスです。
上場企業が多く利用するということで、多くの人の目に留まる可能性があるというメリットがあります。
自社のPRのために有効活用できること間違いなしですね!
※1配信につき3万円~費用がかかります。記事作成代行のオプションもあるみたいですよ!
PR TIMESはここが凄い!
PR TIMESが選ばれる 5 つの理由
① PR TIMESサイト(prtimes.jp)のページビューは月間5,200万PV以上(2020.4)。日本国内で“最もよく閲覧されている”プレスリリースサイトに成長しています。
② 月間1億PV以上の10サイトにプレスリリースを掲載しています。
③ 全12,000媒体超の配信ネットワーク&19,000名超の個人記者・編集者の会員ネットワークがあります。
④ PR TIMESのプレスリリースエディタは、幅広いお客様が簡単に文字装飾や画像貼り付けできるようこだわっています。
⑤ Facebook、TwitterなどSNSで広まりやすい
自社の広報としてPR TIMESを利用すると、より多くの人の目に触れる機会が得られるだけでなく、「PR TIMES」に掲載されたという実績から、信頼を得ることができます。
様々な点で大きなメリットが得られる媒体という事ですね。
コロナ禍の広報戦略で使いたい②評判DB
評判DBとは?
次に紹介したいのは、評判DBです。
AI技術を活用した日本最大級の「企業の評判評価プラットフォーム」
インターネット上に存在する口コミやニュースなどの様々な情報をランダムに収集し、AI技術を駆使して公平公正な評価付けを行っています。 評価は「社会貢献度・従業員満足度・顧客満足度・企業の安定性・企業の成長性」の5つの指標に分類し、企業の評価スコアとして提供しています。
私も今回の件で色々と調べていた時に知った評判サイトなのですが、評判DBの面白い所は、企業の採用担当者は企業管理者登録をすることでニュースリリースや自社の情報、求職者に伝えたい事や求職者が知りたい情報などの自社情報を好きなだけ発信することができるんです。
このコロナ禍で、会社としてどのような対応・取組みをしていたのかは、求職者が知りたい重要な情報ですから、自社の広報戦略としてはもってこいのサイトではないでしょうか!
こんな時に使える評判DB
例えば、別の評判サイト等で「毎年社員100人が集まっての忘年会を行っています」という口コミがあった場合、「まさかコロナ禍でも行ったんじゃ…」という不安が生まれますよね。
実際は、コロナの影響で集合しての忘年会ではなく、オンラインでの忘年会を行っていたとしても、それを発信する術はありません。(PR TIMESに載せる訳にもいきませんし笑)
しかし、こんなちょっとした社内の情報でも、評判DBでは堂々と書き込むことができるんです!
この情報があることで、「コロナ禍でも工夫して社員の交流の時間を取っている」と捉えてもらい、好感度も上がります。
ニュースリリースだけでなく、社内の良い部分を伝えるためにもってこいの評判サイトですね。
コロナ禍の広報戦略で評価をされた企業
ワタミ株式会社
2020年2月28日にワタミ株式会社が発表した「臨時休校支援『ワタミの宅食』」は、全国の小中高の休校要請が出た翌日のリリースだったこともあり、タイミングが絶妙で大きな話題にもなりました。
全国の小中高の休校については、実施するのかしないのか分からない状況が続いていましたよね(*_*)そんな中でもワタミは、自分たちが今できることを考え、どのような結果になっても対応できるように準備をしていたと考えられます。
このスピード感と企業としての判断力は素晴らしいと感じました!
GMOインターネットグループ
2つ目に紹介したいのは、GMOインターネットグループの在宅勤務に関する情報発表です。
GMOが新型コロナウイルスに関する取り組みについて発信したのは、2020年1月26日。緊急事態宣言が発令される5日前です。新型コロナウイルスについての情報が発表されたのが1月6日ですから、企業としていかに早い対応だったかは一目瞭然です。
このGMOの広報が素晴らしいのは、5W1Hを具体的にリリースに載せており、東日本大震災以降培ってきた緊急時の対応を実行した結果であるという旨を示すなど、企業としての姿勢もしっかりと発信していました。
企業としての姿勢を発信することで、世間からの評価も上がる…これも立派な広報戦略ですね。
参考:新型コロナで揺れる時期 素早い広報対応で評価を高めた企業|日経クロストレンド
コロナ禍における企業の広報戦略について~まとめ~
今回は、コロナ禍で大きく変化した企業の広報戦略についてまとめてきました。
企業内で行うことは、広報は瞬発的な対応が必要なので、普段から他部署と連携できる関係を構築しておくこと。これも大事な広報戦略の一つです。
また、このコロナ禍でいかに先を読んで行動するべきかが重要視されるようになりました。
SNSなどの普及により、多くの情報が転がっている中、常日頃から世間をしっかり見て行動・判断することが、より一層求められる時代になってきたという事ですね。
加えて、企業のニュースリリースや取り組みはPR TIMESや評判DBなどを通して一般層へも伝えていくことも大切です。
このコロナ禍の取り組みをしっかり世に出す事で、評価された企業も多くあります。これぞ広報戦略って感じですね^^
採用活動の際にも役に立つと思いますので、ぜひ自分が勤める企業の宣伝を頑張ってみてくださいね!