夜遅くても安心!夜間救急動物病院とは?犬・猫の体調不良時に見せるサインを見逃さないで!!

かかりつけの動物病院が空いていない夜間、ペットの体に急変が起こったとき「どうしようっ💦」「近くの夜間救急動物病院ってどこだっけ!?」と慌ててしまう飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

家政婦という仕事柄、普段ペットのお世話も行っているのですが、そんな緊急時にも慌てず対処するために、日頃から注意しておきたいことについて今回はお話していきたいと思います!

みちよ
みちよ
“夜間救急動物病院の料金が高い理由”についても見ていくわよ!
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夜間救急動物病院とは?

『夜間救急動物病院』とは、通常の診療時間外である夜間に対応している動物病院のことをいいます。

その種類は「地域の獣医師が交代制で診療するタイプ」「24時間営業しているタイプ」「自宅で獣医師に診察してもらう往診タイプ」などさまざま。

夜間救急動物病院は、大切な家族の一員であるペットが夜間に急に体調を崩してしまった場合や日中忙しくて動物病院に連れて行けない場合など、日中と同じように治療を受けることができるので、トラブル発生時にも安心です!

ただし日中に比べ、夜間救急動物病院にかかる料金・費用負担が大きいことから診察してもらいたくてもその支払い額に悩む飼い主さんも多くいるのが現状です。

夜間救急動物病院の料金が高い理由

夜間救急動物病院の料金は、通常の診察料金+夜間救急診療料金(おおよそ5,000円前後)が別途発生し、日中に比べ高く設定されています。

それは、緊急疾患に対応できるだけの医療・検査機器が整っていることや、ある程度経験を積んでいる獣医師の常駐などが関係しているのです。

その他にも、普段のペットの様子がわからない分必要な検査が増えてしまったり、保険適用外となる可能性があることも夜間救急動物病院の料金が高くなってしまう理由です。

ただし保険適用の有無に関しては動物病院や保険会社によっても異なるため、加入しているペット保険の規約を今一度確認しておくようにしましょう。

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犬・猫の体調が悪い時のサイン!早期発見&早期治療が大切*

ペットたちも人間と同じように、体調が悪いとき出る症状があります。

そして、この「サイン」に気付けるのは一番近くにいる飼い主だけ!!!

日頃からペットの様子を観察しスキンシップを忘れず、ちょっとした異変にもすぐ気付けるような関係性を築いていきたいですね*

ここからは犬・猫それぞれの体調が悪い時のサインを一例としていくつか挙げていくので、参考にしてみてください。

犬の体調が悪い時のサイン

  • 食欲不振、嘔吐、下痢、咳、便秘が続く
  • 吐いて、熱がある
  • 便秘でお腹が張っている、ぐったりしている
  • 充血、血尿、吐血が見られる
  • 尿の色が赤・オレンジ・濃い黄色をしている(免疫性溶血性貧血やタマネギ中毒、フィラリアなど
  • 可能性)
  • 体を冷やしても息が荒い(熱中症、死に至る危険も)
  • 脱水症状が起こり、ぐったりしている(熱中症、死に至る危険も)
  • 体や眼球の震えが数分以上続いている、ぐったりしている(脳や心臓、呼吸器などに疾患があるかも)
  • お腹が異常に膨らんでいる(臓器や子宮が悪いかも)
  • 皮膚腫瘍から出血が見られる
  • 乳腺にしこりがあり、後ろ足が腫れている(乳腺腫瘍の可能性)
  • 皮膚の色が黄・青紫・赤紫色になっている(血液凝固に異常があるかも)
  • 歯茎や白目部分が黄色になっている(黄疸症状の可能性)

参考:犬の病気・体調不良のサインとは?元気がない時のチェックポイント

猫の体調が悪い時のサイン

  • 食欲不振、嘔吐、下痢、咳、便秘が続く
  • 吐いて、熱がある
  • 充血、血尿、吐血が見られる
  • 頭を振る、耳から出血している
  • 顔が麻痺し首が傾いている
  • 口から異臭、多飲多尿
  • よだれを垂らし、痙攣している(食道梗塞や咽頭麻痺などの可能性)
  • 鼻水やくしゃみに加えて、水分補給できない、食欲不振(猫伝染性鼻気管炎、猫カリシウイルス感症の可能性)
  • 唇や舌、歯茎などの粘膜が青白い(チアノーゼや心臓、呼吸障害の危険も)
  • 粘膜が黄色い(黄疸症状の可能性も)
  • 脱水症状が起こり、ぐったりしている(熱中症、死に至る危険も)
  • お腹が異常に膨らんでいる(肝臓や腸など臓器に異常があるかも)
  • 乳腺にしこりがあり、後ろ足が腫れている(乳腺腫瘍の可能性)
  • 皮膚の色が黄・青紫・赤紫色になっている(血液凝固に異常があるかも)
  • グルグル回り、まっすぐ歩けない(外耳炎や脳障害、感染症などの可能性)

参考:猫の病気・体調不良のサインと健康チェック法

犬と猫、それぞれの体調不良のサインと発症しうる病気の種類までまとめましたが、ペットの健康状態は個体によって異なります。

あくまで参考程度に捉えていただき、少しでも「いつもと違うかも」と不安を感じたら獣医師の診察を受けるようにしてください!

また夜間に何らかの症状が見られた場合も、翌日が悪化したり手遅れになる危険性は十分にあるため、まずは夜間救急動物病院へ電話をかけ、必要であれば診察を受けに行きましょう。

〝夜のかかりつけ医〟を決めておくと安心。事前に夜間救急動物病院をリストアップしておこう!

「なんか呼吸が苦しそう…」
「嘔吐物に血が混じっている!」
「ぐったりして元気がない;」

ペットがいつもと違う行動を取っている状況で、さらにどこの病院に行けばいいのか分からないとなれば誰でもパニック状態になってしまいます。

そのため、大事なペットの万が一に備えて事前に〝夜のかかりつけ医〟を決めておくと安心です!!

例えば犬猫専門のレスキュー隊として様々な病気・ケガに対応できる「麻布ペットクリニック」は、夜のかかりつけ医としておすすめです。

ここは夜間、緊急時の治療だけでなく普段の健康チェックやワクチン接種なども受け付けているだけでなく、来院が難しい場合のオンライン相談など、不安な夜でも安心できる夜間救急動物病院として、飼い主さんからの信頼も厚い病院なんです!【🐶飼い主さんたちの声🐱

\ 夜間救急動物病院「麻布ペットクリニック」/
電話:050-5491-7200(受付)20:00~4:00

私も仕事でワンちゃんを連れて行ったことがありますが、夜中の急な電話でも分かりやすく説明してくれて、診察から応急処置までもスムーズだったので本当に助かりました;

ちなみにアニコム損害保険株式会社、アイペット損害保険株式会社など、各種ペット保険に対応しているようなので、詳しくは電話で確認してみてくださいね。

みちよ
みちよ
保険適応は助かるっ
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夜間救急動物病院に行くときの持ち物

  • 身分証明書
  • ペットの保険証(加入してる場合)
  • 現金、クレジットカード
  • 服用中の薬
  • 便、尿、嘔吐物等の一部
  • うちの子ノート(食べてるご飯や睡眠時間、普段の様子などのメモがある場合)

夜間救急動物病院へ行くときは、以上のものを落ち着いて用意しましょう。

また、誤飲や中毒状態を起こしている場合には、ペットが口にしたものを持参する事も大切です。持っていくのが難しい場合は写真だけでも、獣医師に伝わればOKです。

不安な時は一人で抱え込まず、夜間救急動物病院へ相談することが大事*

今日はワンちゃん、ネコちゃんの体調不良時に見せるサインや夜間救急動物病院についてお話してきました。

まずは普段からよくペットを観察し、不調のサインを見逃さないようにすることが大切です!

そして夜のかかりつけ医があれば電話相談だけでも親身になってくれるので、評判や口コミを調べて、信頼できる夜間救急動物病院をリストアップしておくことをおすすめします(><)!