更年期のむくみによる体重増加を抑えるには漢方薬がおすすめ!まずさ解消法もご紹介

こんにちは。
更年期が始まる40代半ばくらいになると、今までよりも体重が増加しやすくなります。
なぜこんなことがおきるかというと、女性ホルモンのバランスの乱れからおきる「むくみ」が原因なのだとか。

「更年期のむくみを解消して体重増加を抑えたい」

そんな悩める女性のお悩み解決には、漢方薬がおすすめです。

でも漢方薬って普段から飲んで慣れている人は別として、「まずい」「飲みにくい」イメージから手を出しづらいと考える人も多いですよね。
漢方薬の効果を考えると、とてももったいないな~と思います。

そこで今日は、更年期の体重増加を解消するのにおすすめの漢方薬や、まずいと感じる理由・まずさの解消法についてご紹介していこうと思います!

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漢方薬は様々な体の不調からダイエット・美容にまで活用できる日本独自の万能薬


漢方薬はその名前やイメージから、中国などの東洋医学から伝わった薬と思われがちですが、実は違います。

現在日本で使用されている漢方薬は、日本で独自発展した医学によって生まれたもの。
漢方薬の「漢方」という呼び名自体も、実は江戸時代のオランダから伝わった西洋医学を「蘭方」と呼んだのに対してつけられた日本の呼び名です。

組み合わせ次第でさまざまな不調改善・美容に効果を発揮

日本生まれの漢方薬は、風邪を始めとした体の不調やダイエット・美容など材料の組み合わせ次第でさまざまな症状を好転させる効果を持っています。

効果の秘訣は、漢方薬の原料となる生薬。
生薬は草や木、動物や鉱物などの自然にあるもので作られており、生薬によって効能は異なります。
この生薬を組み合わせることでさまざまな症状にきめ細かく対応でき、しかも自然治癒力を助ける効果を発揮。根本から病気を治療していくことが可能なのだとか。

漢方薬を使用すれば、
風邪や歯痛、頭痛、眩暈などの急性症状は即日、
更年期障害、便秘、脂肪燃焼、肌荒れ改善などの慢性症状は2週間~1ヶ月くらいで効果を実感できると言われています。

たくさんの症状の改善に効果が期待できそうですよね(*^-^*)

更年期のむくみによる体重増加の解消におすすめの漢方薬は?

更年期になると、女性ホルモンのバランスの乱れと同時に自律神経が乱れます。
自律神経の乱れは血行不良を引き起こすため、更年期はむくみがおきやすくなるようです。

体がむくむと顔や体形が太って見えたり体重が増加するなど、見た目にも大きな変化が起きてしまうため、悩む女性も多いでしょう。
そんな更年期のむくみ改善や脂肪燃焼の解消には「防已黄耆湯」という漢方薬がおすすめです。

防已黄耆湯には、ボウイ、オウギ、ショウキョウ、ビャクジュツ、タイソウ、カンゾウの6種類の生薬が配合。
効能には水分代謝をUPしてむくみを改善する効果、脂肪燃焼作用、食欲を抑える作用があり、更年期につきやすいお腹の脂肪を減らしたい女性に効果的です。

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漢方はどうしてまずく感じるの?


なぜ漢方薬をまずく感じるのか、その理由はおそらく漢方薬の形状が錠剤ではなく粒タイプだからだと思われます。

漢方製剤はいろいろな生薬を配合して作られているのですが、服用時に感じる生薬由来特有の匂いが苦手な人はとても多いです。
しかも形状がカプセルや錠剤ではなく粒状のため、舌で味をダイレクトに感じてしまい「まずい」と感じる人が多いようです。

確かに舌って味を感じやすいですもんね…粒だと舌で溶けるから錠剤と違って味が広がりやすいですし。

また、それに加えて「漢方薬=まずい」というイメージも定着しているため飲んだことのない人でも「まずい」というイメージから敬遠してしまうケースが多いように思います。
飲んだことのない人まで漢方薬はまずいから飲みたくないと避けてしまうのは、なんだかもったいないですよね…

実は漢方薬は体質に合ったものを選べばまずくない

まずいまずいと言われている漢方薬ですが、実はまずいと感じる理由は自分の体質に合っていないからだとも言われています。

アロマオイルの場合、自分が良い香りだと思うアロマオイルの薬効が今自分に必要なものだとよく言われますが、漢方も同じ。
美味しく感じる場合はその時の自分の体に合った調合がされているからで、まずいと感じる場合は体質に合っていない可能性が高いです。

たとえば、炎症の症状が強い時、うるち米で作られ甘みがあって飲みやすいとされる「小建中湯」を処方されたら「甘くて飲みにくい」と感じるのに対し、苦くて有名な「黄連解毒湯」を処方したら、症状が強い場合子供でもあっさり飲めることもあるのだとか。

要は漢方薬を飲む際は自分に合った症状のものを処方してもらうことが大切、というわけですね。
それさえ守れば、そんなに怖がらずとも服用できるのではないでしょうか。

万が一飲みにくい場合のまずさ解消法

とはいえ、漢方薬はほとんどの人が市販ものを自分で選ぶ場合が多く、自分にぴったりの漢方薬を服用できるとは限りませんよね。

「漢方の独特な匂いや味、粒のザラザラ感が苦手で飲めない」

そんな時は、水または白湯を含んだ後に漢方薬を口に含んで飲んでみましょう。
後味が口に残りにくくなり、飲みにくさが緩和されるのでおすすめです。

また、オブラートに包んで服用したり、子供の場合は服薬ゼリーを使うのもおすすめです。
ヨーグルトやゼリーに混ぜてみるのも、飲みやすくするコツです。